施工管理職
施工管理職は、工事全体の管理業務を担うポジションです。具体的には、施工内容の打ち合わせ、施工計画の作成、図面の作成や修正、現場の進捗管理などを担当します。実際に手を動かす作業というよりも、計画通りに工事が進んでいるか確認し、品質・工程・安全・原価管理といった現場の調整役としての業務が中心となります。必要となる資格は入社後に取得していただくため、入社時点では経験や資格の有無は問いません。



- 設計
- どんな構造物を作るのか、どのような鋼材が最適か、自社が保有する鋼材の特性や在庫状況も踏まえてCADを使用し、最適な設計案を検討します。
- 施工計画
- 設計案に基づき、工期・予算・安全・品質の視点から詳細な施工計画を策定。自社鋼材の搬入スケジュールや加工・組み立て方法、必要な重機・人員配置まで、具体的な工程を計画します。
- 資材手配・準備
- 設計図面に基づき、必要な鋼材の種類、サイズ、数量を確定します。まず、自社の鋼材置き場(倉庫)の在庫を確認し、使用可能なものを手配します。
- 現場での施工管理
- 施工計画に基づき、現場を指揮・監督します。品質管理、安全管理、工程管理を徹底し、作業員や協力会社への指示、問題対応、施主・元請けとの調整を通じて、現場全体を円滑に統括します。
- 完工/鋼材回収
- 工事完了後、最終検査を行い、問題なければお客さまへ引き渡し。
リース期間が終了した自社鋼材は迅速に回収し、 次の工事に備えメンテナンス。

Personality
施工管理職で活躍できる方
お客さまや業者の方々とコミュニケーションを取る必要があるため、社交性があり人と話すのが苦にならない方が向いています。また、現場で状況判断しなければならないケースもあるため、臨機応変さも求められます。
工場管理職
当社で取り扱う数多くの建設資材を管理するのが、資材管理職です。業務内容としては、現場で使用された資材の修理・メンテナンス、トラックへの積み込み・積み下ろし、資材の在庫管理が中心となります。現場で曲がってしまった敷鉄板をプレス機で平らに直したり、鉄板の溶接跡を研磨したりといった修理作業、使用した資材の洗浄作業など、資材を常に良好な状態で使用するための整備も重要な業務です。



- 検収
- 現場から戻ってきた鋼材受け入れ、傷や錆、曲がりがないかを一つひとつ細かく点検。再リースに必要な状態かを見極めます。
- 鋼材のメンテナンス・修繕
- 点検で判明した課題に応じて、清掃、錆落とし、補修、塗装などを施します。時には、溶接の加工も行い、まるで新品のように生まれ変わらせる、まさに職人の技が光る仕事です。
- 品質・在庫管理
- メンテナンスされた鋼材を、種類やサイズ、状態別に分類・整理し、常に高品質な鋼材を、必要な時に提供できる体制を維持します。
- 出荷準備・積込み
- 次の工事で必要とされる鋼材を正確に、クレーンやフォークリフトを操作し、安全かつ効率的にトラックへ積み込みます。
Personality
工場管理職で活躍できる方
大量の資材を正確に管理する必要があるため、几帳面で責任感のある方が活躍できる職種です。黙々と作業に取り組むことが好きな方、真面目にコツコツと作業を進められる方、自分のペースで集中して作業したい方に向いています。
事務職
事務職は地味な職種と思われがちですが、現場・資材・顧客を社内からつなぐ重要なポジションです。現場や資材に関する情報管理、取引先からの電話応対や来客対応、経理事務や営業事務、伝票処理や資料作成など、業務は多岐にわたります。社内外のさまざまな人と関わり、全体を見渡し柔軟に対応するゼネラリストとしての役割が求められます。



- 総務・経理
- 社員が働きやすい環境を整えるのが総務の役割です。一方、経理では、お客さまからの入金管理や取引先への支払い業務を通じて、会社の「お金」の流れを正確に管理。
- 営業事務
- お客さまとの契約書発行から、リース鋼材の売上管理、そして請求・入金確認まで、多岐にわたる業務での進行をサポートします。
- 鋼材の在庫管理
- 工場内の鋼材在庫を専門に管理する役割です。鋼材の出庫・入庫に関わる伝票処理を正確に行い、在庫データと実際の鋼材置き場にある鋼材の数を常に照合します。
Personality
事務職で活躍できる方
社内外問わず多くの人とコミュニケーションを取る機会が多いため、社交性のある方が活躍できる職種です。業務を正確に処理する責任感や、さまざまな状況に対応できる柔軟性、細やかな気配りができる方にも向いています。